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晃陽職業センター
2007-07-02 Mon 17:56
 商品開発から製造まで

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 昭和56年、身体障害者の職業リハビリテーションの支援を目的として創設。一般企業への就職、自営の際スムースに移行できるように、施設内は一般企業に近い環境にし、利用者の作業、施設内の生活には一般企業の基準を用い、福祉施設であることの甘えを排除している。「最近は『居場所』を求めて入所してくる人もいますが、20年後の人生を考えなさい?と自己の将来設計、目標を持たせ充実した日々が送れるよう支援しています」という外口琢郎さん(64歳)。
 バブル最盛期には受注が増え過ぎ、一般企業に外注するほど忙しく、年商も7000万円超の時代もあった。「最近は下請けも断続的になり、入所者を手放しで受け入れられる状況ではありません」とも。
 全職員が一般企業での実務経験者で利用者も半数が企業経験者。自動包装機械やポンプ等の設計をしてきた人など指導員を超える技能を持った人もいる。単純作業の下請けのみならず、新商品の開発、設計も手掛ける。「後で特許申請しようと思いながら、申請せずに終わってしまった商品もいくつかあって悔やまれます」と外口さん。IT関連やメカトロニクス商品の開発に精通している利用者もおり、企業からの声を待っている。
 バイオ業界が元気だったころ、理化学機械も開発した。平成十五年に商品化したものに、一定の温度を保ちながら振るい動かす振とう器とインキュベータ・シェーカーがある。これも『悔やまれる商品』の一つだ。このほか4色刷りのワイヤードットプリンターのメカ部の設計やカメラの中の小さなモーター(コアレスコイル)なども開発設計した。また、生産技術上の工夫が功を成した製品も数多くある。発注元で十分練られた生産ラインでも、晃陽職業センターに移設されると、携わる利用者の障害に合わせたラインの改造が必要になる。その改造は、障害を持たない人にとっても有用で、これを目にした取引先の企業から自動組み立て機械製作を依頼され、4社に8機種収めた実績がある。現在はパン製造機を開発中。
 利用者への還元額は、1分1円+評価+出来高で、一人1分当たり7円から15円(最盛期は32円)で、一日の労働時間は320分。
 「福祉施設というと弱者の集団を想定し、保護の対象と捉えられがちですが、私たちは技能集団です」と胸を張る。

晃陽職業センター身体障害者通所社会就労センター
理事長兼施設長/外口琢郎
支援員    /山田文夫
        多田六平
        半田 薫
〒321−3233
宇都宮市上篭谷町3792
TEL.028−667−5151



【2007年4月6日掲載 記事・写真/野田武志】




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セルプ・みらい
2007-07-02 Mon 17:54
新鮮素材の弁当人気


 障害の種別や程度にとらわれず希望する地域の障害者が利用できる作業所を目指して、3月末で丸5年を迎える社会就労センター「みらい」。現在18歳から67歳の知的と身体に障害を持つ31人が利用している。箱折りなど4企業からの下請け作業のほか、現金収入が見込めるアルミ缶回収と自主事業の仕出し弁当作りを行っており、1カ月あたりアルミ缶と下請け作業が15万円、仕出し弁当が90万円の売り上げ。利用者への還元額は、平均7000円。
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 「消費して回転が良いものを特産品にしよう」と仕出し弁当を始め、周辺の工業団地に職員が営業に出かけたが、各会社には社員食堂があったり、会社関係は300円程度で昼食が取れる仕組みだった。当初の計画通りにはなかなか進まず、1個500円の弁当には、ライバルが多かった。
 昨年から、冷凍食品を一切使わず、米は益子の農家と契約。コシヒカリ100%のご飯と施設の前で保護者会が作った新鮮野菜を取り入れた手作り弁当にこだわった。初めは20食、30食分がやっとだった注文も、学校や役場などから定期的に注文が取れるようになり、1日平均85食分にまでなり、仕出し弁当の売り上げで、パート職員1人を採用できるまでになった。施設内のキッチンでは二百食分くらいまでは作れるため、「真岡市内の方々から注文がいただければうれしい」という。

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 「アルミ缶は、地域の方々が最近持参してくださるので、助かっています」。同施設では、周辺住民とのコミュニーケーションを図りたいことから、毎月手作りの「みらいニュース」を発行。協力を呼びかけている。
 「授産施設ですから、売り上げを出すのも大切なことですが、3年前はアルミ缶を職員に手渡されやっと袋に1個入れることができた利用者が、今年は8個入れることができるようになったという『それぞれの一歩』を大切にしていきたい」と施設長の鈴木さん。
 【募集】グループホームの世話人。入浴介助などがあるので、できれば男性の職員を募集中。経験は問わない。
社会福祉法人こぶしの会
施設長/鈴木順子 
主任会計/亀田令子
主任/矢口圭子 
篠崎定子 東岡歩 枝雅紀
星宮有子 大橋資広 先灘和文 桜井文子
〒321?4363
真岡市亀山1043?23


【2007年3月2日掲載 記事・写真/野田武志】



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社会就労センタ?・くわの実
2007-07-02 Mon 17:51
心に添い細やかな対応


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 知的障害者通所授産施設として平成14年に星野医療法人社団星野会のバックアップで土地、建物、機材が揃った上で開所。2カ月目には利用者に給料を支払っていた。
 現在はラスク、プリン、パンの特産品製造、販売で利用者への還元額は、月額平均2万円。「利用者の頑張りに応えるためには、上質の一般に通用する商品を開発する必要がありました。パティシエを招いて徹底指導も受けました。味にも自信があります」と胸を張る星野施設長。星野さんは、元中学校の教師で、教師時代は、不登校生の指導を担当しており、「養護学校不登校だった子もここでは毎日通っています。学校では、大人数で決まった時間に決められたことをしなければなりませんが、くわの実では少人数で、その人に合った作業を提供できます。一人ひとりの心に添うことで、彼らも自分の殻を抜け出せるのでしょう」。利用者43人に対し職員が12人ときめ細かな応対を実践している。
 特産品は、すべてが手ごね、手づくりの菓子パン(100円)やイギリスパン(200円)、サクッと軽いやさしい味のラスク(100円)と、なめらかな口溶けと生クリーム、卵の濃厚な味わいが印象的なソワプリン(160円)で、売れ筋はイギリスパンとラスクとプリン。施設前のショップ「ベーカリーくわの実」では、毎日朝9時から夕方4時まで全商品を販売。ほかイギリスパンとラスクは、道の駅おもいがわ、まちの駅思季彩館で販売。ラスクは郵送での販売を受け付けている。「まだまだ製造能力はありますから、取り扱ってくださるお店がありましたらお願いします」と、協力店を募集している。
〒323−0811
小山市犬塚87−7
TEL.0285−25−8111(FAX兼用)
施 設 長/星野玲子 
事 務 員/古川紀子
生活支援員/屋代伸介 辻 麻里 
      松岡純央 白倉素子
      島野佳奈
職業指導員/飯野美恵 星野徳二
      柏瀬佳子 市村恵子
      武笠悦子

【2007年5月4日掲載 記事・写真/野田武志】


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さざなみの家
2007-07-02 Mon 17:49
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 平成18年10月、障害者自立支援法改正により、精神障害者の社会復帰施設だった「栃木地区ひまわり共同作業所」の事業を引き継ぎ、新たにNPO法人蔵の街ウエイブを立ち上げた。同法人は、栃木市を中心に壬生、都賀、大平、岩舟、藤岡町から委託を受け、居場所づくりとしての地域活動支援センター「さざなみの家」と、ふうせんセットや折り紙などの袋詰め、電装部品の加工といった簡単な作業を行う就労継続支援B型を併設する画期的なもの。
 「自立支援法は、就労を促す方向性が強く、知的や身体と違い精神に障害を持っている人は『就労だけ』というのは中々難しい。能力は高くても日々の状態が変わってしまい、就労のラインには乗れません。ですから居場所づくりは外せませんでした」と念願だった施設開設に喜びを隠せない新井施設長。
 さざなみの家は、「作業をしない作業所」という位置づけで、「ここで作業を行うと就労Bと同じになってしまいます」。同じ建物の中で1階は就労B、2階には地域活動支援センターを作る必要があった。「ひまわり共同作業所でも作業についていけない人、仕事ができないからプレッシャーを感じてしまい居場所ができない人たちがいた。そういう人たちが、さざなみの家を利用することで安心できる居場所ができたということ、それが大事なことです。病院を退院した人や在宅で籠っている人たちが『何かやらなくちゃ』と思い、やっと重い腰が上がって、生活のリズムを作ろうとしたとき、初めから仕事をしている所に行くと圧倒されてしまい『これじゃだめだな』ってなるが、さざなみの家であれば『まず通うことから始めようか』ができる。精神が傷ついてしまい、色々なことができなくなってしまった人には、ステップアップをしていく前のベースづくりが必要です。ステップアップしたくなれば就労Bに移る。逆に就労Bで働いていた人が『今朝起きたら調子が悪い。でも一日中家で過ごすのも辛いから、ちょっと出ようと思った時にここへきて休むことができる」。
 居場所づくりは外部からの理解が得られないともらす。「市役所の担当からも『仕事はしないんですか』と言われる。病気の実態を知らない人がまだまだたくさんいます」と、地域の福祉祭りやイベントに積極的に参加し、病の理解を広めることが課題だ。
 さざなみの家で製作する特産品は、 ?和紙で包んだ楊枝立て(100円)?和紙を巻いてあるペン立て(150円)?和紙などで作った上ニスを二度塗りし防水加工を施してあるブローチ(250円)?裁縫経験のある利用者の琴寄さんが細かいミシンかけをした匂い袋(250円)?紐を丸く編んだ中にこけし人形を入れたバッグ飾り(300円)?生花を摘み取るところから始める麻製の草木染めのハンカチ(500円)と?巾着袋(700円)
 現在ハートピア喜連川、なかがわえん、福祉プラザ、さざなみの家などで販売中で、利用者への還元額は一人当たり月に2750円。さざなみの家では、販売協力店を募集している。
 問い合わせは、TEL.0282・24・4145(ファクス兼用)。

NPO法人 蔵の街ウエイブ
施設長/新井忠孝
常 勤/新井深恵
非常勤/寺崎智恵子 戸田輝美
〒328−0042 栃木市沼和田町19−9
電話 0282・24・4145
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【2007年4月20日掲載 文・写真/野田武志】


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那須塩原市つくし共同作業所
2007-07-02 Mon 17:47
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仕事丁寧 企業から信頼

 西那須野町つくし共同作業所として昭和55年開設し、平成17年1月、3市町合併に伴い那須塩原市障害者福祉作業所「つくし共同作業所」と名称変更した。現在、定員19人のところに、20代から60代の知的障害と身体障害を持つ12人が利用している。
 障害があるため雇用されることが困難な人を対象として、通所の場を設け、生活指導や職業訓練を行い社会的に自立を図ることを目的にしているが、この10年間はステップアップして就職した人はいないのが実情。

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 作業は、企業の下請けが9割、特産品が1割で年間363万円(昨年実績)を利用者に還元している。取引企業は2社。10年前、スタッフ3人で近隣の工業団地へ営業に行った。「3カ月かけてやっとつかんだ仕事でした」と話す指導員の相馬みち子さん。部品の受け取り、製品の納品は作業所側が行っている。主査の高野由光さんと相馬さんが交代でトラックを運転する。作業を円滑に進めるにはフォークリフトも必要だった。2人は有給休暇を使い自腹でフォークリフトの免許を取得した。「企業からは、丁寧で期日を必ず守ることから信頼を得ています」。つくし作業所が最終検査を行うほどになった。「利用者の頑張りをバックアップしたい一心です」好きでなければ続けられない職業だと話す。
 特産品の利益は、年末にボーナスとして還元しており、多い人では月々の収入と合わせると10万円になる。作業能力と無遅刻無欠勤が評価の対象になる。特産品は木工製品、手芸品、園芸品、春から夏は生花販売もある。中でも作るとすぐ売れてしまう木工製品は、昨年4月に就任した施設長の木村守さんが作る。「電動ノコギリなど機械類は危険ですので、機械での制作は私がしますが、最終の仕上げは利用者にしていただきます。この柔らかい木肌の感触は、丁寧に磨いた証です」と誇らしげに話す。
 目玉商品は、子どもも座れるおもちゃ箱(1500円)、木製鍋敷き(100円)、木馬(1万5000円)、鉢物の植物(100円)などいずれも市価の半額以下の設定。木工製品は、オリジナルも受け付けている。
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 【取り扱い場所】那須野が原公園、ハートピア喜連川、塩原かもしか荘、博物館、県福祉プラザなど。直接、施設訪問も歓迎している。
 問い合わせはTEL.0287・37・0860(ファクス兼用)
那須塩原市つくし共同作業所
施設長/木村 守
主 査/高野由光
指導員/相馬みち子・小山田真弓
〒329−2756 
那須塩原市西三島4−183
TEL.0287−37−0860


【2007年2月2日掲載 文・写真/野田武志】


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