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堀水達雄・小夜作陶展3月1日から
2008-02-27 Wed 09:40
さくら市のギャラリーさやで「春の器展」

達雄さんの窯
達雄さん手造りの穴窯の前で

さくら色の器
堀水達雄さん作のさくら色の器。

キリンさんだよ
堀水小夜さん作のキリン

 堀水達雄・小夜作陶展が、3月1日からギャラリー匣(さや、さくら市馬場400―2、TEL028・682・8745)で開かれる。
 主人の達雄さん(48歳、益子町小宅887、TEL0285・72・7551)は、18年前に東京から益子に移転し作陶を始め、11年前に半地下型の穴窯を自作。灰釉を使った焼き締めや織部など手法を探りながら作り続けている。平成13年心の織部作陶展で銅賞を受賞。ガス窯大小2基、灯油窯、穴窯を使い分け、今回の展示会では、穴窯で焼いた壷のほか深い緑色が特徴の織部やさくら色の器を出品する。「轆轤(ろくろ)を使ってもやわらかい質感になります」という作品はいずれもぬくもりのあるもの。
 一方、妻の小夜さん(35歳)は、名古屋芸術大学洋画科卒業後、益子へ。「どうしても絵を描きたくなります」という作品はポップな感覚が主流で、氏家雛めぐりに合わせて雛人形なども出品する。
 9日まで開催。1日、2日、8日、9日の午後1時から5時までは作者在廊。

これ何だっけ


堀田妻作品

小夜さん作の雛

堀水夫妻のホームページです。
http://www.ne.jp/asahi/hp/horimizu/


さやの地図



【2008年2月15日2面に掲載】




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陶器作家・松島妙さん
2008-02-08 Fri 16:05
普段使いの端整な器そろえ

   16日から益子で初の個展

松島妙作品


 「日常生活の中で使っていただける器を作り続けたい」という陶器作家の松島妙さん(29歳、益子町七井)の初めての個展が、16日から28日まで、益子のギャラリーもえぎ城内坂店で開かれる。会期中の土、日は作家も在廊。
 松島さんは、博多生まれの大阪育ちで、京都芸術短期大学陶芸コースを卒業後、益子に魅せられ移り住み、窯業指導所で2年、陶芸家・鈴木量さんに師事、3年学んだ。
 学生時代はオブジェを主に制作していたが、「普段使っていただくことが一番ですから」、いずれも用途性のあるものを追究してきた。デザイン画を描いてから轆轤(ろくろ)を回す作品は、どれも端整な面持ち。
 自ら栽培するほど「蓮の花が好き」で、モチーフとしても多用。「シンプルな食卓の中にアクセントとなるような器として使っていただけたらうれしいです」と松島さん。ほかにも草木や魚などデザイン化しており、世代を問わず女性ファンが多いという。
 今回の個展では、作品の発表と併せ、植物作家の蓮沼いずみさんと共に、欠けた器など廃棄寸前の物を再び生かす提案をする。「ヒビが入った器でも、こんな使い方があるとヒントにしていただき、生活空間が豊かになれば」と松島さん。
妙ちゃんだよ


 問い合わせは、☎0285・72・6003(もえぎ)まで。




【2008年2月8日2面掲載 】


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15日まで成井恒雄作陶展
2008-01-08 Tue 11:06
なるいさん


無理通さず、出来たなり

 「創意工夫のない仕事は嫌だね。廃業したほうがいい」。新しい技術の発見には努力は惜しまないと話す成井恒雄さん=写真=(68歳、益子町城内坂4344―6、☎0285・72・3482)は、明治時代から続く円道寺窯の三男に生まれ、中学生のころから家業を手伝い、31歳で分家独立した。円道寺窯は、職人3人、雑用2人など家族を含め10人程度の窯元だった。成井さんは、農業や雑用を行い、家業を支える仕事をこなし「職人たちからは生きる力をもらった」。
 独立した際、「薪の準備、土の準備、何もかも全部自分でやれる範囲にしなければならない」と覚悟を決め、小規模の登り窯を築いた。
 自分で好きなことをやりたいから「後継者は作らない」と当初から決めていたが、成井さんの生き方に惹かれ、30年前から弟子入りする若者が後を絶たない。
 「貧しいのが好きというわけではないけれど、生活を豊かにするための努力はしたくないね。生きて好きなことをしていられればいいやっていうのがどこかにあって」。何のてらいもなく商売は苦手と話す。
 作品に付加価値は付けたくないと言い、昔は登り窯しかなく、蹴ろくろが当たり前だったと話す。電動ろくろも購入してあるが、まだ世話になるつもりはないとも。
 作ったものは壊さない。デザインから入るのではなく、無理に形にしない。作陶は「出来たなり」。
 開窯当時、古人がダメといった登り窯の御法度を、なぜダメなのか自分の手で再確認することから始め、東京の美術館に足しげく通い古人の仕事を確かめた。「自分がやりたいことは初めから決まっていた」。益子の土と益子の釉薬。
 「便利や使いやすさを求める人たちには合わないみたいだね」。蹴ろくろに向かうときが一番楽しいという成井さん。作品は一つとして全く同じ物は無い。
 6日から15日まで、上三川のぎゃらりぃ萌で作陶展を開く。問い合わせは☎0285・53・0638。



【2008年1月4日2面掲載 記事・写真/野田武志】




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ギャラリーを開設して5年の小山の大島さん
2007-07-19 Thu 09:43
    若手陶芸家を応援

    企画展100回超す



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 小山市立木でギャラリー「たから園現代工芸」を経営する大島勇三さん(65歳)。「若手の陶芸家に発表の場を」と開設して5年、これまでに開いた企画展が100回を超えた。それを記念し、益子焼の重鎮・成井恒雄氏の新作展を31日まで開いている。
 大島さんの本業はお茶の販売。35歳の時に行商から始めたが、「数年間は食べていけない」状態が続き、口では言えない苦労も味わった。店を構え、経営が安定するまでには約20年かかったという。
 ギャラリーを開設したのは還暦の年。店の客から「小山の街は文化の香りがしない」といわれ発奮したこともあるが、仕事柄、陶芸家の知り合いも多く、彼らから「作品を発表する場がない」と相談を受けたことが契機となった。
 陶芸を中心に毎年20回前後の企画展を開催し、先月、100回目を迎えた。記念展に出品する成井氏は、益子の粘土と蹴ろくろを使い、登窯で焼く陶芸家。大島さんは「益子を愛し、益子の技術を伝承。若手に一番影響を与えている作家」と高く評価する。
 企画展では、益子に古くから伝わる並白と糠白の釉薬を使った作品など約150点を展示。時間は午前10時から午後6時まで。入場無料。
 大島さんは、「伝統工芸受難の時代なのに、益子で修行する若者たちは増えています。この若者たちを受け入れ、育てていくためにも発表の場を提供し応援。また無名でも一生懸命、陶芸に取り組んでいる人たちにもスポットを当てていきたい」と話している。
 問い合わせは、たから園現代工芸TEL.0285・23・6966まで。

【2007年7月20日3面掲載 文・写真/大栗隆】


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魚の供養碑を建立〈日光市横川の阿久津等さん〉
2007-07-19 Thu 09:37
釣りの安全祈願と自然に感謝

 日光市横川の国道121号線を福島方面へ走っていくと、「魚之供養碑 自然に感謝」と刻まれた碑が目に留まる。これは今年の4月、男鹿渓流会会長の阿久津等さん(69歳)が、「山や川の自然に感謝し、魚の供養と釣り人の安全祈願をしていただくため」自費で建立したもの。釣り仲間の間では、灯明をあげると釣果が上がると噂になり、太公望をはじめ、近所の人や車で通る人など多くの人が灯明をあげに訪れるという。

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      灯明あげれば釣果も上がる

      釣り人の話題に

 湯西川温泉でホテルマンをしていた阿久津さんが渓流釣りを始めたのは、「仕事が落ち着きだした」30歳のころ。休日やホテル特有の長い昼休みを利用して、地元の男鹿川、福島県の山王川や黒谷川などに足を運んでは釣りを楽しんだ。
 その後、釣り好きが高じて47歳のときに脱サラ。男鹿川そばで釣り堀を始め、その脇にプレハブの休憩所を建てた。4年前、軽い脳梗塞を患ったことを機に釣り堀は閉めたが、数年かけて炊事場や風呂場などを増築した休憩所は、現在でもシーズンになると遠方から来る釣り人の宿舎として利用されている。
 「川魚を食べないので、釣り上げたイワナやヤマメは人にあげています。今までに3万匹はあげたでしょうか」と阿久津さん。釣ってきた魚の命を思い、5年ほど前から魚の供養碑を建てたいと思っていた。渓流会が設立してから今年で8年。「末広がりのめでたい数字なので、建立を決めました」。
 供養碑は、芹沢産の天然石で高さは約1mほど。4月に完成し、5月19日に入魂式を済ませた。
 「病気になってからは、釣りに行く回数も減り、好きだった酒も飲めなくなった」という阿久津さんだが、「入魂式の日、口をつける程度だった酒が2合も飲めた。以来1合程度なら飲めるようになりました。こんなことってあるんですね」と、不思議がる。渓流会のメンバー内では、灯明をあげるのを忘れて釣りに行くと、そのことが気になって余計釣れないという笑い話があるほどだ。
 「自分自身、灯明をあげ、手を合わせることが心の安らぎになっています。ありがたいと感謝する気持ちが生まれるのはいいことですね」。阿久津さんは、きょうも供養碑に手を合わせる。


【2007年7月20日3面掲載 文・写真/齋藤美千子】



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