
宇都宮市戸祭元町5-5
Tel.028-627-8188
旬素材生かした肴が自慢



粋な大人の和食ダイニングとしてオープン五年目を迎える、夢酒房「かりん」。オーナー・シェフの上野哲(さとし)さん(40歳)=写真=は、高校卒業後調理師学校に進学。学生時代にしゃぶしゃぶと割烹料理の店「はなぐるま」でアルバイト。そのまま就職した。その後、日光の精進料理の「堯心亭」や宇都宮の茶寮「やすの」ほか和食の名店を2軒、2年ずつ修行、春夏秋冬を2回経験することでその店の味の出し方や盛りつけなど習得した。

和食へのこだわりは、「日本酒が好きですから和食一筋にきました」と笑ってみせる。同店では、純米酒以上の日本酒14銘柄のほか、焼酎は、米(4銘柄)、麦(6銘柄)、芋(12銘柄)のほか、ワインやウイスキー、コラーゲン入りカクテルなどアルコールも充実。
同店にはおまかせコース(2,000円、4,000円)があり、「飲まれるアルコールの種類によって料理を変えることもできます。週に何度か足を運んでくださるお客さまには、同じメニューにならないよう工夫もしています」と配慮は欠かさない。
自ら日本酒党の上野さん、肴にはかなりこだわり、レパートリーは数えきれない。肴メニューにも、旬の素材を絶えず取り入れ飽きさせない。料理を生かす器は、上野さん自ら益子などで購入、料理に彩りを添える。
ランチは、小鉢、中鉢、味噌汁、香物、デザート付きで、豚ほほ肉の煮込み(700円)やフォアグラ丼(1,400円)など7種類のほか、コース料理(要予約)も二コースあり、1,500円のコースは、先付、中鉢、お造り、ごま豆腐、本日の魚料理、ご飯、味噌汁、香物、デザートと良心的な価格設定。
日曜日定休。昼(11時半から午後1時半)、夜(午後5時から11時)、駐車場有り。
玉子豆腐の揚げ出し沢煮あんかけ (調理時間 約10分)
〈1〉出汁はほんだしより、出汁パック(紙パック、ティーパック)の方が良い。味付けは、お吸い物程度でみりんを加える。全体的にまろやかになるぐらい。具材は季節の野菜ならなんでもよく、えのき茸、ミズナ、タケノコなど色合いもきれいに。最後に片栗粉でとろみをつける。
〈2〉玉子豆腐は市販のもので。一口大に切り分け、水分をリードペーパーで取り、小麦粉をまぶして色よく揚げる。
〈3〉 〈2〉を器に盛り付け〈1〉の出汁をかけ、最後に大根おろしと刻んだミツバとユズの千切りを乗せ完成。
【2007年7月20日2面掲載 】