原酒たっぷりケーキ
明治13年創業の片山酒造に酒ケーキが誕生したのは、約20年前に遡る。「先代がお酒の飲めない人にも何か提供できないかと始めたそうです」と6代目当主の片山貴之さんは明かす。
当時酒とケーキが合うのか疑問視する声があがったが、1年以上もの試行錯誤の努力が実り「味には自信がある」逸品が完成。平成10年に行われた全国菓子博覧会では会長賞を受賞し、今では月に1,000個を売り上げるほどの人気商品になった。
男体山系の伏流水で口当たりのよい軟水「千両水」と、厳選した酒米を使用、創業以来根強い人気を誇る「原酒・柏盛」がたっぷりしみ込んだケーキは、その1つ1つを手作業で作る。コンセプトは本物。原価と手間を惜しみなくかけて完成した酒ケーキは、他の追随を許さない。
真っ白なスポンジはきめ細かく、しっとりとまろやかな舌触り。ほのかな甘みと、口いっぱいに広がる酒の風味がくせになり、リピーターが多いのも納得の味。
こだわりの酒ケーキは直接酒蔵に行くか、インターネットから購入するしか方法はない。「利益優先の考えでお客様に対していい加減なことはしたくないんです。商品を大切にしたい」と話す片山さんの思いがひしひしと伝わってくる。
酒ケーキ(1,050円)と、酒ケーキロング(1,470円)があり、原酒柏盛と酒ケーキのセット(3,400円)は贈り物としても人気。

営業時間は午前8時から午後7時。年中無休。ホームページのアドレスは、
http://www.kashiwazakari.com/


片山酒造
日光市瀬川146-2
TEL.0288-21-0039
【2006年11月3日掲載 文・写真/齋藤美千子】